今日はデスクワーク。
書類の整理等で一日過ごしていた。
昨日購入したレコードを何枚か聴き始めた。
写真の18世紀ドイツ・バロック・リュートの1枚のレコードが気に入った。
作曲家は、シルヴィウス・レオポルド・ヴァイス(1686~1750)。
ドイツ・バロック・リュート派の代表。
生前の評論家は彼を
「アルペッジオにおいて彼は異常なまでに充実した音を響かせ、
情緒表現においても比類がなく、おどろくべき技術の持ち主であり、
かつて聴いたこともない繊細さとカンタービレの魅惑を持っている。
彼は偉大な即興演奏家であり、最も美しい主題の数々をたちどころに生み出す。」
と評している。
演奏は、コンラート・ユングヘーネル(1953~)
録音年月日、場所:1979年9月、ベルギー、メルセンの聖ステファヌス教会。
年末年始の多忙な時間から解放され、
新しい一年を静かに見つめ直すために
出会えたような一枚のレコード。
教会の静寂さと神の無言の威光が演奏の背後に感じられる・・・。