
「天子より以て庶人に至るまで、いつに是れ皆身を修むるを以て本(もと)となす」
近江聖人と称せられる中江藤樹が11歳の時、
上記の『大学』の一句にいたく感動して聖賢の道に志したという。
また野の聖人と称せられる二宮尊徳が少年の頃、
薪を背負いながら常に読み続けたのが『大学』です。
大学は大人(だいじん)となるための学問であり、
それは、人として他によい影響を及ぼすような人物となるための学問です。
今日、伊與田先生の「人物を創る人間学」講座が開講された。
参加者全員、先ず起立し礼をする。
そして、全員で『大学』を素読するところから始まりました。
本日は、大学の三綱領についてのお話でした。
一、明徳を明らかにすること。二、民に親しむこと。三、至善に止まること。
これで三時間・・・。(詳細の説明は省かせていただきます。)
「徳」とは、「直心」(素直な心)を「行」(実行)することと書く。
つまり「素直な心で、天の道、人の道を実行した時に徳となる」そうです。
それが、明徳を明らかにすることであるという。
孔子が言うところの「天命を知る」年になりましたが、
まだまだ道は遠いというのを強く感じた。
日々の自らを振り返ると「反省」「反省」の連続です。
でも、今、この時期に先生と出会えたことにご縁と幸せを感じました。
人として進むべき道が、見えてきていることが唯一の幸せです。
あとは一歩一歩、歩んで行くだけです。
やはり『大学』に出てくる
「まことに日に新た日日に新たに、又日に新たならん」
昨晩から降っていた雨も、講義が終わる頃には上がり
竹橋から見える皇居の緑が、しんしんとして美しかった。
雨上がり しんしんの宮 維(こ)れ新(あら)た