やっと春らしい日差しが戻ってきました。
遅れていた苗植えや畝立てに追われた一日でした。
畑の薔薇も日差しを浴びて気持ち良さそうでした。
とは言いつつも、今日は来客に追われ
ほとんど畑には出れませんでした・・・・。
ジャガイモの花も元気になりました。
雨の時は、心なしか寒そうでした。
今日は、15日。
神社で月ごとの祈願に行ってまいりました。
鎮守の杜もこんもりしてきました。
オガタマの花が咲き、夕闇にほのかな甘い香りが漂っていました。
オガタマは、モクレン科オガタマノキ属の常緑樹。
小賀玉・黄心樹・招霊(オギタマ)などと書き、神霊を招く木・霊木として
古くから神社の境内に植えられています。
葉は香料に使われます。
現在は神前に捧げる木(玉串など)として榊が使われますが、
元来はオガタマを用いたようです。
葉を見ると確かに榊に良く似ています。
霊魂を招くということから、あまり一般の庭木としては植えられていないようです。
秋に果袋の中に真っ赤な丸い実が集合果を形成し、
枝を持って舞うと澄んだ鈴のような音がすることから、
巫女が持って舞う神楽鈴の原型になったともいわれます。
花が、完熟したバナナのような甘い香りを発散することから、
banana tree・banana bush(英名)と呼ばれます。
特に午後から夕方近くに強く香るようです。
一円硬貨の表のデザインにも採用されています。