
3月25日、26日の二日間にわたって東京都神社本庁において、神社振興対策教化モデル神社宮司研究会が開催された。
25日まで議会が延会されたため、閉会後会議に合流。
全国から指定を受けた神社の宮司が一同に会し、
指定後の活動実績の報告、及び情報交換がなされた。

分科会では、広報活動のあり方、伝統行事と祭祀の振興、青少年育成事業等について
お互いの活動について議論を交わした。
指定を受けた神社は、決して大きな神社ばかりではないが、
それぞれが実績と成果を残し、近隣の神社にモデル神社としてよい影響を与えている。

また、26日午後からは、神社振興対策教化研修会が開催。
佐藤友美子氏(サントリー株式会社 次世代研究部長)
東山雅広氏(有限会社 販売企画研究所 代表取締役)
から、様々なまちづくりの事例や広報活動のあり方等のお話をいただき
有意義な研修となりました。
下記は、埼玉県神社庁の広報誌に寄稿した活動報告です。
ちなみに、昨日、神社本庁、埼玉県神社庁の方とお話をした際、
活動内容が多岐にわたり、また充実しているとお褒めの言葉をいただきました。
第十一期神社振興対策教化モデル神社の指定を受けて
当神明社は、平成十七年十二月神社本庁より第十一期神社振興対策教化モデル神社として指定を受けました。
神社振興対策は、「氏子・住民と神社との密着をはかる諸種の方途を講ずることによって、その神社の振興ををはかると共に、更に周辺神社に対しても良い刺激を与え共に隆昌させること」を目的に、昭和五十年度より開始された施策です。
実施期間は平成十八年四月一日から三年間です。この間、神社本庁、埼玉県神社庁より教化活動に関わる各種情報資料の提供等の支援が行われます。
当社は、田舎の小さなお社であり、私自身兼職で他に仕事も持っています。従って、今まで「やりたくてもできなかった」事業が幾つもありました。今回の指定は、まさに「百尺竿頭進一歩」一歩前に歩み出す勇気を与えて下さったように思います。
指定を受けて二年が経過しますが、神社の置かれている歴史、自然、産業等を考慮し、当社らしさにこだわり、左記の事業を実施しました。
1.婦人会、青年会、崇敬会の結成
2.神道啓蒙セミナーの開催(神話の読み聞かせ)
3.神道啓蒙事業の実施(第六十二回伊勢神宮式年遷宮第二次お木曳き行事への参加)
4.社報『富(とめ)の神明さま』の発刊(3号まで既刊)
5.地場産業に根ざした祭祀の再興
(1)いも神様の御遷座(川越いも作り初めの祖:吉田弥右衛門、甘藷先生青木昆陽の二柱の神様を境内社にお祭りさせていただきました。)
(2)記念事業として苗植祭、収穫祭の斎行(地元の親子の皆さんに参加していただきました。)
(3)祭祀舞の奉納(地元の小学生二十名による豊栄舞、朝日舞の奉納)
(4)御神園で収穫されたサツマイモで作った芋焼酎『富乃神明』の奉納
(5)御祭神吉田弥右衛門の紙芝居『とめのいものはじまり』の制作と地元小中学校への寄贈
(6)上富囃子保存会によるお囃子『富の丹精』の制作発表
(7)サツマイモの狛犬、撫でイモの制作
(8)お正月に焼き芋五千本の無料頒布
6.鎮守の杜の整備
(1)荒れた鎮守の杜(雑木林)を循環型農業が行われている三富地域の平地林として復活整備
(2)山道に廃棄されていた産廃の撤去
(3)『月の原 花の小径』散布道の設置、年間を通して四季折々の山野草が楽しめるように五十種以上の山野草を植裁。
今年度が最終年です。ホームページの制作、紅赤(貴重品種の川越いも)で作る御神酒芋焼酎『甘藷乃神』の奉納、『月の原 花の小径』の更なる整備等を行い、総括の一年にしたいと思います。