
「致知」9月号
テーマは「本質を見抜く」
編集者は巻頭で「本質を見抜く」について下記のように言う。
ジュリアス・シーザーには若かりし頃、二つのはっきりした特質があったという。
一つは、いつも機嫌がよかったこと。
もう一つは、事を為すにいつも覚悟が決まっていたこと。
リーダーに大事な資質であろう。
そのシーザーにこういう言葉がある。
「多くの人は見たいと欲するものしか見ない」
同じようなことをゲーテも言っている。
「人間は自分の聞きたい言葉しか聞かない」
・・・・確かにそうかもしれない。
では、本質を見抜くにはどうしたらいいのか・・・?
一、目先にとらわれず、長い目で見る
二、物事の一面だけを見ないで、できるだけ多面的全体的に見る
三、枝葉末節にこだわることなく、根本を見る
ことだと言う。
でも、わかっているようで難しい。
「一灯塾」(職員研修の塾名、毎月3つの記事を選び、レポートを書いて意見交換を行う)では、
今回三本の記事を選ばせていただきました。
一つが、「いま日本の進むべき道」
東北大学大学院教授安田喜憲氏、東京大学名誉教授月尾嘉男氏の対談

二つ目が、「賢い女性が二人いれば会社は発展する」
アルファプランニング社長中神公子氏

三つ目が、「人が幸せになる経営の本質」
法政大学教授坂本光司氏、キシ・エンジニアリング社長岸征男氏、アイエスエフネット社長渡邊幸義氏の鼎談

今回も大変興味深く、学びが多い内容です。

クリスマス協奏曲集を聴いています。