
第3回目の意見交換会が藤久保公民館で開催されました。
23名という多くの町民の皆さんにご参加いただきました。
大変貴重なご意見を沢山いただくことがことができました。
今後、特別委員会で検討し、条例策定にいかしていきたいと思います。
倫理条例策定部会長の内藤議員、基本条例策定作業部会長の山口議員の二人が、
条例の説明を行いました。
「貴重なご意見をいただき、我々議員も勉強になった。」
と言っていましたが、まさしくその通りだと思います。
4月にはパブリックコメント、そして6月議会で上程する予定です。

今日も「森繁久弥愛唱詩集」を聴く。
『落葉松』 北原白秋
一
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
二
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。
三
からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨(きりさめ)のかかる道なり。
山風(やまかぜ)のかよふ道なり。
四
からまつの林の道は、
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
五
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、
からまつとささやきにけり。
六
からまつの林を出でて、
浅間嶺(あさまね)にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのまたそのうへに。
七
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。
八
世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
『碧い海をもとめて』 森繁久弥
君たちのそばに
大いなる朝焼けが訪れ
あかい夕陽がやさしく
おやすみなさいと沈む
海
その碧い海原こそ
よそ国に負けない荘厳な
自然のたまものだろう
そこに生まれ、そこに育つ君達は
その恵まれた宝を満喫して
少年から青年へと成長してゆく
羨ましいよ
波を子守の唄と聞きながら
海にだかれて大人になる
忘るなかれ
この夢のような大わだつみを
島に帰る母子へ・・・。